AZジェノザウラー レビュー | zoikino!

  お気に入り度:★★★★☆
  製作時間:5時間ほど

タカラトミーから発売された「AZジェノザウラー」のレビューです!
ハイエンド向けゾイドということで、よりリアルな動きに特化した「ジェノザウラー」になっていて、先に発売されたタカラトミー版の旧「ジェノザウラー」や「HMMジェノザウラー」とは違った魅力があるキットになっています。

歩行ギミックが最大の特徴になり、足の爪を開閉させながらリアルな歩行が可能。
歩行と連動して口と首も開閉し、首は旧「ジェノザウラー」と同様に手動で下げるギミックがあります。
個人的には旧「ジェノザウラー」の手動ギミックでお気に入りだったので、それが再現されているのは嬉しい限り。

その他には尻尾のフィンを全て手動で開くことができて、この辺は旧キットの箱に写っていた試作ジェノザウラーを完全再現していて良い感じ。
目の色をグリーンにして、旧キットの箱絵のように塗装をすれば、子供の頃に憧れていた完全体のジェノザウラーを手にできそうです。

気になる点としては、尻尾と下顎の装甲・キャップのポロリが少し気になりますが、気になる人は自分で直せば良いので大きな問題では無い認識。
個人的にはディスプレイ時のポーズがあまり格好良くならない事が気になるところで、尻尾を自由に動かせないのが不便に感じました。

尻尾には節ごとに歩行と連動するための機構があるため、足を接地させると尻尾が曲がってしまいます。
首も連動しているため、格好良いポーズでディスプレイすると右側面を前にするしか無い状態で、1番見る時間が長いディスプレイ状態のポーズが限定されるのは少々残念なポイントです。

■個人的に良いところ
リアルな歩行
デザインやアレンジが良い感じ

■個人的に悪いところ
足を接地させると尻尾がまっすぐにならない。
荷電粒子砲発射形態でまっすぐにならない。
自壊が多い。
電池の取り出しが面倒

■撮影機材:「Nikon Z5」+「NIKKOR Z 24-70mm f/4S」+「SB-700」


箱はこんな感じ。
他のAZシリーズとは違い、旧キットをオマージュしたものになっています。
アニメを意識しているためか、「ジェノザウラー」は1機のみ描かれています。

個人的に旧キットでは「ホエールキング」から出てくる「ジェノザウラー」が1体いることで、「ジェノザウラー」が量産機である衝撃、これから複数の「ジェノザウラー」が暴れ回るストーリーを想像する余白、「ジェノザウラー」を正面から見たときのカクカク感がわかるのが好きでした。



箱裏などはこんな感じ。
胴体部分には「ジェノスピノ」を彷彿するギアユニットが採用されていました。


完成後に全体をみるとこんな感じ。
小顔すぎたり、アレンジが強すぎない良い塩梅で、「ジェノザウラー」としての見た目なら圧倒的な完成度だと思います。
ただ足が接地している状態では、尻尾が曲がってしまい、このアングルでは尻尾が見切れてしまいます。


尻尾を手前に向けさせようとすると首が下がってしまい、思うようなポーズでディスプレイできません。
格好良くディスプレイする場合は、右側面を前に向けるしか無いようです。


尻尾が曲がってしまうため、真横から見てもちょっと不恰好な感じ。
尻尾は旧キットのように自由に動くようにして、ディスプレイ時に真っ直ぐにしたり、ブーンドドドで尻尾を振り回して遊べるようにして欲しかったですね。


正面から見ると、「ジェノザウラー」の箱感がよくわかります。


頭部のビームガンは旧キットと同様に差し替えが可能です。


首の装甲も旧キットと同様の可動範囲。

目のシルバー部分は上からみると途切れていて、紫のパーツが見えてしまいます。
そのため、あまり上から見ないようにするか、気になる人は塗装したほうが良いかもしれません。


コックピットハッチは開閉が可能。 また、アニメを意識した黒のコックピットハッチを選択できます。


コックピットブロックを外すと、ゾイドコアが露出。
ゾイドコアは見えない部分ですが、点灯するようになっています。


腕には歩行と連動して動くギミックはなく、手動で動かすことができます。


手動で動く腕は、歩行時に胴体側の凸に接続しないと、足に引っかかって歩行に支障が出てしまいます。
こちらの凸もしっかり保持できないので、全体的にもう少し精度を上げて欲しいですね。


足は爪が歩行と連動して開く他、旧キットのようなアンカーと装甲の手動開閉ギミックがあります。
バーニア部分も手動で動かすことができます。

▼ロングレンジパルスレーザーライフル

「ロングレンジパルスレーザーライフル」は大幅にアレンジされていて、シンプルなシルエットが格好良いです。
とはいえ、アニメ再現にこだわるのなら、ライフルもアニメ基準のデザインにして欲しかったですね。


荷電粒子砲発射形態に変更が可能ですが、先に述べた通り足が接地すると尻尾が曲がるので、まっすぐな状態にできません。
初期の「HMMジェノザウラー」でもまっすぐにできなくて、ファンから不満が出ていたのに、後発のタカラトミー版でもまっすぐにできない問題が出てくるとは・・。



尻尾が曲がってしまうので、初期の「HMMジェノザウラー」よりも荷電粒子砲発射形態が様になりません。
せっかく尻尾のフィンを開くようにこだわったのに、その尻尾が邪魔になるとは、なんと言うことなの・・
気になる人は尻尾の連動軸をカットしても良いかもしれませんね。

▼AZブレードライガーとの比較

先に発売された「AZブレードライガー」と並べるとこんな感じ。
サイズ感は旧キットと同様ですが、「ブレードライガー」と並べると「ジェノザウラー」が一回り小さく見えます。
ここもアニメの再現を目指すのなら「ジェノザウラー」を一回り大きくして欲しいところですが、アニメの再現をしたいのか、旧キットをブラッシュアップしたいのか、アレンジを加えたいのか、コンセプトがチグハグな感じがします。


腕が動くため、アニメの名シーンの再現は可能になっています。

▼素体

素体にすることもできますが、ここに力を入れるくらいならもっと別のところにこだわって欲しかったところ。
「ジェノザウラー」に素体という設定も、アニメで装甲が外れて素体が見える演出もなかったですからね。

▼パイロット

パイロットはレイヴンと一般兵が付属します。


「AZジェノザウラー」のレビューでした。
個人的にアレンジやデザインは良いものの、その良さを活かしきれていない印象。
全ての問題点は個人レベルで比較的簡単に対策は可能なので、しっかり手を加えれば、「ジェノザウラー」の最高傑作キットになると思います。

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